34)ニュー新橋ビルの2階は異国だった。

ポールマッカートニーのライブを見に上京したついでに3日間ほど東京散策を楽しみました、あてもなくぶらぶらしただけですが。

新橋駅西口広場の蒸気機関車を鑑賞していて、ふと左手を見ると

ショッピングセンターがありました。古そうだけど外観はちゃんとした普通の店舗ビルです。ニュー新橋ビルというそうです。

人の出入りも多く、飲食店もありそうだったので、お昼ごはんを食べようと思って入ってみました。

新橋はおじさんの街。ビルの中もおじさんばかりです。なぜか皆さん2階へ2階へと上がって行きますので僕もエスカレーターで2階へ上がって行きました。

するとどうした事でしょう。異国です。

幅4メートルくらいの小さな店舗がいくつも並んでいて、どの店も看板には「足裏マッサージ」と書いてあります。でもその文字は怪しげな色と書体です。

それぞれの店の前には若いそこそこ若い女性たちが椅子に座って客を待っています。ちょっとだらしなく足を開いていたりして、明らかに挑発チックな雰囲気です。

そしてとってもとっても怪しい日本語でマッサージを勧めて来ます。

その光景は南方の異国に旅した友人から聞いた風俗店そのものです。

そっちの趣味はない僕はちょっと怖くなって急いでそこを離れました。写真を撮る余裕なんて全然ありませんでした。

あとでネットで調べてみると色々とそうゆうこともありそうな感じではありました。でも東京のビジネス街のど真ん中です。僕は一瞬異国にワープしたのかもしれません。あるいは居眠りして夢を見たのかも。

(この記事は2018年11月の情報です。)(もちろん私見です。)

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