ギターのペグ(糸巻き)を外そうとしてやらかしました。
ペグを止めているネジを外そうとしていたらネジの中ほどから折れてネジの先端が木の中に残ったままになってしまいました。
古いギターなのでネジが木の中で錆びていたようです。
困った。
ネットで色々調べてみると真鍮の管を使って木の中に残ったネジを取り出す方法が紹介されていました。さっそくやってみることにしました。
まずは直径5〜6ミリの穴を、深さ2〜3ミリ(折れて残っているネジの手前くらい)まで開け(穴を広げ)ます。
真鍮パイプを用意します。僕はこの↓ネット店で購入しました。「d」のサイズを使いました。
真鍮パイプの先端を金切りノコでギザギザにします(ドリル刃の代わりにドリルに付けて木を削れるようにするわけです)。ギザギザ加工は雑で大丈夫です。
↓先端をギザギザにしたパイプをドリルに取り付けます。
穴をドリルでグリグリします。ドリルの回転方向は正転でも反転でもどちらでもよいです。
↓やった〜折れて木の中に残っていたネジの先端が出てきた〜
思ったより小さいな。しかも錆びてボロボロです。
大きくなってしまった穴はこれ↓で埋めました。100均の「壁の穴埋めパテ」。
パテを入れます。このあと爪楊枝や指で押し込みました。指が真っ白になりました。
ねじが折れたのは、実は3箇所もありました。
パテが固まるまで数日放置。
糸巻き(ペグ)を取り付けて完成。
穴はペグに隠れて見えなくなります。
この方法、けっこうイケます(^^)/
(穴埋めに100均のパテを使いましたが、固まり具合がイマイチでした。木工ボンドに木屑を混ぜたもの(←伝統的方法)などを使った方が良かった気がします。)
(真鍮のパイプはもう少し細いものがあれば、その方が良いと思います。)