我が家の屋根の太陽光発電は設置からちょうど6年経ちました。
どのくらい発電したのか、売電等の収支はどうなのか、
現時点での検証してみました。
我が家の太陽光発電パネルは2013年4月に設置しました。
メーカーはシャープで、
発電出力は6.1kWです。
購入金額は設置費など含め2,148,460円(ア)(消費税込み)でした。
補助金は国から213,500円(イ)、市から100,000円(ウ)戴きました。
購入金額から補助金を引くと(ア-イ-ウ)1,834,960円になります。
補助込みの設置単価は300,813円/kWhになります。
上の写真は太陽光発電設備に付属している、発電量などが表示されるモニターです。
設置以来の6年間分の電力量が表示されています。
6年間で発電した電力量は42,193kWh(エ)でした。
このうち電力会社に売電した電力量は32,466kWh(オ)です。
差し引き(エ-オ=)9,727kWh(カ)が自宅で使った電気(自家消費)ということになります。
電力会社への売電単価は41円/kWh(キ)です(設置から10年間の単価)。
現在までの売電収入は(エ×キ=)1,729,913円(ク)になります。結構もらってます。
自家消費した電力はもし太陽光発電が無かったら電力会社から賈う必要があったのでその金額を試算してみます。
現時点の電力会社からの賈電単価は夏の昼間(3ヶ月間)は36.11円/kWh(ケ)、冬の昼間(9ヶ月間)は30.36円/kWh(コ)です。
計算には、ちょっと大雑把ですが夏冬の平均の単価を使うことにします。
(ケ×3ヶ月+コ×9ヶ月)÷12月=31.80円/kWh(サ)
(カ×サ=)309,319円(シ)これが太陽光発電のおかげで自家消費分の電気代が浮いたことなります。
売電収入と浮いた自家消費分を足すと
(ク+シ=)2,039,232円(ス)
ひと月平均28,323円(セ)です。
購入にはローンを借り入れているので利息を含めた計算が必要です。
借り入れは購入額全額の(ア)2,148,460円です。
利率は2.4%の10年ローンです。
利息は10年間で270,203円になりますので
元金利息合わせた返済総額は2,418 ,663円(ソ)です。
さて数字が出揃ったので収支を計算します。
設置から10年間の支出に対し、6年たった現時点での収入累計をみてみます。
(設置から10年間の支出)
(ア)購入額+(ソ)ローン返済総額=4,567,123円(タ)
(満6年の現時点での収入累計)
(ス)売電収入と浮いた自家消費+(イ)国補助+(ウ)市補助+(ア)ローン借入れ=4,501,192円(チ)
(差し引き)
(チ-タ)-65,931円
おー!ちょっとマイナスですがあと2~3カ月の収入で収支ゼロになりそうです(セ参照)。
その後の約4年間は丸儲けやん!
設置から11年以降はローンがなくなる代わりに電力会社への売電単価が減額されるので大した収入にはならなくなると思います。
でも6年ちょいで元を取り、4年足らずは利益を出してくれるので
我が家の太陽光発電は設置して正解だったと思います。
(※電力会社からの請求書や電力量計などではなく、太陽光発電設備に付属したモニターの表示値で計算していることなどから、実際の値とは違っている可能性がけっこうあります。)
(※素人の計算なので考え違いや計算間違いがあるかもしれません。そんな時はコメント欄で僕をがっつり叱ってやってください。)