飯盛神社は福岡市西区の飯盛山の麓にあります。
創建は859年。ということは平安時代ですね、とっても古い由緒ありげな神社です。
と偉そうな事を言いながら僕は初めて来ました。地下鉄七隈線橋本駅から西鉄バスに乗り飯盛神社前で下車です。
ハデさはありませんが伝統と由緒を感じさせます。
本殿は1650年に建立(再建?)とのことです。なにげに江戸時代初期ですね。1786年に改修されたとのことです。
赤ちゃんが1歳になったら行なう行事、餅踏みを行う専用の建物もありました。
ほぼ境内にある飯盛文殊堂。学問成就に効く?そうです。
やぶさめやかゆ占いなど古くからの伝統行事が行われています。
飯盛山の中腹に中宮社があり、昔は頂上にも社があったそうです。飯盛山と深く繋がっている神社のようです。
そこで少し離れたところから飯盛山を見たくなりました。
トボトボと東の方に歩くと。
お〜良い眺めや〜ちょっとした高原気分です。
そして振り返ると
神々しい飯盛山がありました。
発掘作業を終えて今は公園になっています。
三種の神器(鏡、剣、まが玉)が発掘されており、紀元前100年〜200年の弥生時代に栄えた王国がここにあったようです。宮殿もあったそうです。
飯盛山の神々しさから、この王国も飯盛山となんらかの関係があったのではないかと思ったりします。
西洋ではキリストさんが産まれる前、日本でもけっこうな文明が発展していたとはちょっとした驚きです。
おそるべし福岡市西区 などとブツブツ呟きながら、
ステキな小川沿いに歩いて、田村バス停(西鉄)まで行きました。