最近気づいたのですが、ポップス・ロックバンドの場合、担当するパートとその人の性格に相関関係があると思うんです。*1
①ボーカルやギター向きの人は、
・周りの人から見られるのが好き
・お世話するよりお世話される方が好き
・自分の喜びが周りの人に伝わって行くのが好き
②ドラムやベースやキーボード向きの人は、
・周りの人をよく見ている
・お世話されるよりお世話する方が好き
・自分の好きな人を喜ばせるのが好き
ということで、その人の性格合った楽器を選んでいる人はすんなりその楽器に入り込んでいます。当人は気づいてないかも知れないけど。*2
でも性格と楽器がちぐはぐだとどことなく違和感を感じるはずです。僕がそうでした。
最初のバンドを組むときドラムがいなかったので仕方なく僕がやることにしました。カワイ大人の音楽教室ドラムコースに通って頑張ったのですがなんかしっくりこない(上手くもならない)。
それでバンド解散を機にベースに転向しました。
でもイマイチ違う。
てことでギターに持ち替えたところいい感じになったので、
その勢いでハモりもやりたくなってボーカル教室に通い始めました。
そこでやっと開眼。
僕はボーカル向きの人でした(上の①)。
ボーカルの楽しさにたどり着くまで10年くらいかかってしまった。しかも中年になって始めたので10年のロスは大きい。なかなか上手くならないよー
いろんな楽器を経験したのは良いことだったとは思います。でも最初のバンドが解散したのは、縁の下にいるべきドラムの僕が、かなり出しゃばったことを言ったりやったりしてたせいかも知れん。と今ごろ気づきました。
*1 ジャズバンドの場合はどの楽器も主役(①)になるようです、ソロ回しとかするし。
*2例外はあります。ELPのキースエマーソンとか、ポリスのスティングとか。あれっ、そういえばポールマッカートニーもベースやし。