株の解説本の多くには「株で勝つには自分自身のメンタルが7割」って書いてあります。
その意味が最近わかってきました。
2020年3月のコロナショックで株価が大きく下落したあと、4月5月と株価が上がってきたのでちょこちょことつまみ食い的に株を買っていました。そんな一昨日(2020年6月11日)、急に日経平均株価が約2.8%下落しました。
少しの下落なのに僕はビビりました。大暴落の始まりではないかと恐怖におののいたわけです。
そこで、この日の夜の米国株取引が始まるやいなや(米国株取り引きは時差があるので夜になるのです)、それまで持っていた米国株を速攻で全て売却しました。全てです。臆病者です。そこそこの損が出ました。
でもそこで終わらないところが僕の欲深いところです。
売却したお金で米国のインバースETF(諸々の株価が下がると逆に利益が出る、逆方向の株のようなもの)を買いました。株価下落で儲けようと思ったわけです。
翌朝、日本市場が開いたら同じことをしました(保有していた日本株を速攻で全て売却し日本のインバースETFを買いました)。
株の本などによると、株価が急変しても慌てずに市場の様子を見ながら何日かかけて少しずつ保有株を売るなどの対応しなさいと書いてあります。でも恐怖におののいた僕はこのセオリーから外れて極端な売買・方向変換に走ったわけです。
結局その日の株取引終了時刻には日本の株価はそこそこ持ち直し、僕のインバースETFはいきなり含み損(いま売ったら買った時より安い状態)となりました。
今回の僕の株取引は、お金が無くなる恐怖におののきながらもあわよくば儲かりたいという僕の心が損を損を呼ぶ結果となりました。
自分の心の卑しさを、株の取引で知ったわけです。
(インバースETFってのは1日の中で取引を完結させるデイトレーダーが、株価の変化に対する保険のために使われるもののようです。そもそも使い方を間違っておりました。)
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